-
知人の紹介で転職。大手企業のグループ会社で安定した仕事を。
数年程前に地元の先輩からの紹介で転職してきました。当社の仕事は前職とは異なりますが、大学の機能材料工学科で材料を学んでいたので、ここなら自分でも仕事ができるかと考え入社を決めました。また大手企業のグループ会社の企業だということも魅力でした。入社後は大同特殊鋼株式会社の星崎工場敷地内にある当社の工程分析試験事業部で、特殊鋼製品の出荷検査に携わってきました。入社当初は何もわからず、先輩方にいろいろと教わりながら仕事をしてきましたが、当社は早くから仕事を任せてくれるところがあり、現在は技術スタッフとして設備や標準類の監理を行っております。
-
製品の出荷前試験をはじめISO申請や機械の導入など多方面から品質保証を支援。
出荷前検査が主な仕事です。お客様から提示された検査内容に合わせ、出荷前の鋼や特殊鋼のサンプルの強度や硬さを確認したり、組織に異常がないかなどの検査を行っています。現在は自分で作業することはなく、お客様の担当者と打ち合わせを重ね、試験手順の方法などを当社のオペレーターの方に展開する仕事がメインです。特に製品の品質を保証するISOやJISといった規格はたびたび追加や変更があるので、常に情報には気を配っています。現在はISO17025という試験所の検査能力などを認定する国際規格新規取得への準備チームの一員にもなっています。また規格変更や新規製品に合わせお客様から当社へ試験機の新規購入の依頼もあるのですが、その対応も私の仕事です。
-
製品を世に出すために必須の出荷検査。大きな責任もやりがいに。
私たちが出荷検査する鋼や特殊鋼は日本のみならず世界に向けても出荷されるものなので、その強度を保証する最後の検査を担う責任は重大ですが、やりがいもありますね。お客様の要望には最大限応えたいと思っています。また当社は、仕事において任せてもらえる部分も大きいので、課題に対して自分なりにいろいろと考えて工夫をしながら作業を進めることや、お客様と積極的にコミュニケーションをとって仕事を積み重ねていくことに面白さを感じますし、自分のスキルアップにもつながっていると思っています。またISOやJISなどの国際規格や日本の規格についての情報収集、新規取得に携わることは大変勉強になっているので、今後も品質管理の仕事にも役立ていきたいですね。
-
親会社に準じた制度には福利厚生のみならず工場基準の安全・衛生も。
大企業のグループ会社ということで、親会社に準じた福利厚生は大きな魅力ですが、それだけでなく工場基準の安全・衛生管理も私たちを守ってくれています。私が勤務している試験室は工場内にあるので、工場ルールに従っています。工場で怪我をしないためのルールが徹底され、少し厳しいところもありますが、その分安心感があります。そして鉄鋼を扱い、過酷な環境にもさらされるので健康診断もしっかりしていて、安全・衛生に対しての意識が高いと思います。福利厚生、休暇制度、教育支援などのさまざまな制度が充実し、安心して働くことができる環境です。また、入社後は手厚い指導があり、かつ早めに仕事に責任を持たせてもらえるので、それらも当社のいいところだと思います。
-
ほかの部署も経験し品質管理のプロとしてスキルアップを図りたい。
転職してから今の部署で仕事をしてきましたが、同じ部署のみだとなかなか視野が広がらないので、ほかの部署でも経験を積んでみたいですね。検査や分析に関しては専門性が高いので、私は品質管理という自分の強みを活かして、一段階レベルを上げられるようにしたいと思っています。そうして複数の部署をみることができるようになりたいと考えています。検査や分析の素材や手段、その方法、またそれだけでなく社会環境の変化が早いので、常に新しいこと、いろいろなことに対応できるようなスタッフでいたいと思います。
他のインタビューをみる