大同分析リサーチを知る

福澤諭吉の娘婿であり木曽川水系の水力発電事業を起こして電力王と呼ばれた福澤桃介が中心となって、電気による製鋼を始めたのが約100年前。やがて世界最大級の特殊鋼メーカーとなった大同特殊鋼株式会社の創業期から製品の分析や研究開発における解析を担ってきました。材料、⼤気、⽔、⾳に対する視る・測る・調べる技術を中核とする当社は、この分野のサービスで⽇本⼀になることを⽬指しています。

ものづくりにおいては、分析や解析によって製品や製造過程の状態を正しく把握することが欠かせません。当社は、基礎研究、新製品開発、製造技術の開発、出荷検査、損傷原因の解明など、さまざまな場面で経験を重ね、多様な目的に応じた分析や解析を可能にしてきました。製品の開発や品質保証だけでなく、社会的責任としての周辺環境や作業環境の維持や改善においても、その測定精度や公正性が厳しく問われる重要な分析・評価を担っています。

分析や解析により真実を追究する目的は、新たな価値の創出や問題の解決です。当社は、単に分析データを提供するだけでなく、得られた結果をお客様の課題の解決につなげるように、分析・解析方法の検討段階からお客様のパートナーとして関わっています。

多角経営企業グループに属する唯一の分析会社として、多種多様なモノや物質を対象として分析・解析技術を磨いてきました。積極的な設備導入や新しい評価技術の開発により、さまざまなお客様のニーズにお応えできるようになりました。

お客様の課題解決に貢献するには、分析・解析技術だけでなくお客様の製品や技術の知識も必要になります。業務に必要な知識は研修とOJTでしっかりと⾝につけます。また、各技術のブラッシュアップや資格取得のための講座やセミナーなど、サポート体制が充実しています。受講費用、資格取得費用は全額支給されます。

サステナブルな社会の構築に貢献する材料やものづくりにおいて、分析・解析はキーテクノロジーのひとつです。当社は、これからも分析・解析技術を高め、ものづくりの未来を支えていきます。